
#266 科学のみ信じることはを自殺ではないか
「科学のみ信じることはを自殺ではないか」
ドストエフスキーの作品で出てきたこの一文に妙に心に落ちて、納得したことがある。
僕らは社会に、誰かに決められたことをずっと信じるように教育されて、そして生きてきた。
レールに乗っかり、ルールを守る。そこに価値を置く。
うっすら疑いながらも結局、圧倒的マジョリティに飲まれてしまう。疑い出すまでは仕方のないことでもある。
僕は自分自身をコントロールするために、二年前から心理学を学び出した。
人生はデフォルトで苦しい。
だからこそ「自分の心がどうあって、何を成すか」と言うことが大事だと思ったからだ。
実際に生活していく上で、無駄なことに悩まなくなって、やりたいことが続けれるようになった。
人間の構造も大体は一緒なので、「自分の攻略本」感覚で学んでいる。心理学や化学は本当に素晴らしい。
だが、それだけでは決して語れないものが人生には存在していると思う。
信仰や宗教、音楽に小説だってそういう「科学だけでは説明できない余白」をはらんでいる。
その余白こそが、その人を個人たらしめる何かなのだと、僕は信じて疑わない。これも一種の信仰。
